物流のエムケー シティトランスポートをM&A
公開:2026年8月6日
カンボジア財閥系と合弁会社設立へ
貨物自動車運送、倉庫業などのエムケー(東広島市黒瀬町国近クリエイトパーク、松川慎社長)は、路線貨物のシティトランスポート(安佐北区小河原町)の全株式を取得しM&A(合併・買収)した。本社はエムケーがある東広島市黒瀬町に移し、松川社長が社長を兼務。後継者難で従業員8人、トラック8台を引き継いだ。カンボジアでは、財閥グループで総合物流業などを手掛けるワールドブリッジと合弁会社設立を合意した。
シティ社は資本金1000万円で、西濃運輸の路線貨物を担う。年商は9000万円規模。取引先金融機関の紹介でシティ社の全株式を4月に取得し、持ち株会社のG・Pの子会社にした。シティ社の社名を残し、事業を継承。安佐南区伴東、安佐北区小河原町、中区光南にある旧本社や営業所も残す。松川社長は「県北の配送エリアは西風新都からアクセスが良く、新たな運送の柱として共同配送事業を進めたい」と話す。
ワールドブリッジは総合物流業のほか、不動産開発、シャングリラホテル運営、輸出入などを行っている。合弁新会社は資本金30万米ドル(約4700万円)で、エムケーが51%出資予定。昨年にJICA事業で同国の物流ニーズを調査し、合弁意思を伝え、今年3月に合意した。同国での食品や雑貨などの配送、倉庫管理のほか、広島でのトラックドライバーとしての特定技能人材受け入れなどを予定する。
このほか中区竹屋町に7階建て延べ882平方㍍(13世帯+1階に事務所テナント)の中古マンションを購入した。25年にも中区東平塚に12階建て延べ1413平方㍍(計40室)を購入し、空室時に最大4室を民泊として利用。G・Pで購入し、エムケーに賃貸するスキームで、今後もホテル・不動産部門にも注力する。
広島経済レポート2026年8月6日号掲載記事




