リライアンス・セキュリティー 山陽都市管理をM&A
警備業の拡充 清掃など新領域にも意欲

公開:2026年2月5日

広島のM&A

警備業のリライアンス・セキュリティー(中区舟入川口町14―22、田中敏也社長)は昨年12月26日、警備・清掃業を手掛ける山陽都市管理(西区庚午北、林泰三社長)の全株式を取得し子会社化した。初めてのM&A。本業の成長を加速させるほか、親和性のある清掃、ビルメンテナンスといった新たな領域の拡大にも意欲を見せる。

山陽都市管理は1996年に創業。売上高は約2億円で、内訳は警備が7割、清掃が3割。パートを含む従業員数は約80人。後継者が不在で引き継ぎ先を探していた。田中社長が代表取締役に就き、林社長は取締役社長として経営を続ける。警備事業で共通の顧客も抱え、主に県内のサービス体制の向上につなげる。建物・施設の清掃、空調・給排水、ボイラーなど設備の保全管理事業は、いずれリライアンスも営業に取り組み、相乗効果を高める。リライアンスは熱中症対策や福利厚生の充実など、社員の働きやすい環境づくりと採用に力を入れており、ノウハウを共有する。

同社の子会社は、昨年5月に埼玉県に進出した100%出資のエルシス・セキュリティー(同所)に次ぐ2社目。昨年10月に行った第24期事業計画発表会では、今期を初年度とする5カ年の中期構想「リライアンス・フューチャー」を発表し、警備社員の増員と採用効果の最大化、営業組織の構築、新事業の展開などを盛り込んだ。

広島経済レポート2026年2月5日号掲載記事