プローバホールディングスが組織編成 各社トップに若手起用し権限移譲

公開:2019年9月26日

広島のM&A

アミューズメント施設運営のプローバホールディングス(広島市安佐南区相田1-1-33、平本直樹社長)は9月2日付でフィットネスジムなど運営の新会社「プローバウェルネス」と、不動産管理事業を中心とした「P2M」を設立した。ホールディングスの事業部門を分社化。既存事業会社と新会社のトップに40代の若手を登用するなど組織体制を刷新。権限委譲を進め、新事業の積極拡大を目指す。

新会社は共に資本金1000万円。ウェルネス社は、4月にオープンしたフィットネスジム「Vace1」の運営や介護支援施設関連事業を手掛ける。2020年1月には2カ所目のジムを南区宇品西6-7-14のゆめタウンみゆきにテナントで出店する。912平方㍍でトレーニングやランニングマシンなどを置き、フリーウエートのスペースを設ける。P2M社は自社物件の維持管理や修繕などを行い、ランニングコストの低減を図る。グループは過去5年で、中核のパチンコ事業をM&Aで発展させてきた。並行して、新事業でベーカリーのGROW UP(鳥取県)のM&Aほか、農業のプローバベジモ、ペンションのペンシオーネ設立など新規参入で業容を大きく広げている。こうした中、人事、財務、総務部門などの重複業務をホールディングスが担い、各事業会社の社長に若手を登用し、権限委譲することで拡大スピードを速める。

新任社長は▽プローバ=稲村孝尚(44歳)、▽プロバックス=杉脇憲司(41歳)ら。今後、M&Aで既存事業を強化するとともに新規事業を軌道に乗せ、18年8月期の連結売上高455億円から25年に600億円を目指す。

広島経済レポート 2019年9月26日号掲載記事