ひろぎんヒューマンリソース、マイティネットプラス子会社化で人材派遣事業

公開:2022年3月2日

広島のM&A

ひろぎんホールディングス傘下のひろぎんヒューマンリソース(中区紙屋町1-3-8、岡崎裕一社長)は、関係当局の認可を前提に人材派遣、研修、ITサポートのマイティネットプラス(中区八丁堀16-3、岩本宏社長)の子会社化を予定する。

ひろぎんヒューマンリソースは2021年4月設立で、ひろぎんHDの100%子会社で資本金1億円。IT関連、投資事業のマイティネット(中区銀山町3-1、岩本宏社長)から、マイティネットプラスの株式を取得する。マイティネットプラスは1989年10月5日設立で、資本金1000万円。2015年にマイティネットの子会社になり、19年にパルウェーブから社名変更した。ひろぎんHD子会社のひろぎんITソリューションズが従業員の出向を行っており、広島銀行などひろぎんHDのグループ会社が派遣社員を受け入れている。21年3月期の売上高3億4300万円、当期純利益2000万円。ひろぎんヒューマンリソースは人材紹介、研修、コンサルティングの3事業部制だが、マイティネットプラスの子会社化で、人材派遣事業が新たに加わる予定。

マイティネットは1975年設立で、株主は日立製作所15%、富士通10%、ひろしま信愛不動産10%、広島銀行5%など。21年1月にIT関連事業を会社分割し、新設のひろぎんITソリューションズに承継した。同社の20%の株式を保有する。

広島経済レポート 2022年2月24日号掲載記事