田中電機工業 サンリフトを子会社化

公開:2022年6月9日

広島のM&A

制御盤製造の田中電機工業(南区大州1-5-24)は5月16日、小型昇降機などのサンリフト(安芸区矢野新町2-3-5)の全株式を3月24日付で取得したと発表した。

サンリフトは1949年に創業し、62年に法人化。2020年に精電社から現社名に変更した。小型昇降機に加えて自動垂直搬送機、小荷物専用昇降機などの設計・製造・販売を手掛け、全国に顧客を持つ。資本金4000万円(授権資本)で、従業員25人。社長には田中電機工業の田中秀和会長が就く。制御盤の設計・製造で両社が持つ人材と設備資源の効率的活用、ノウハウ共有で、さらなるサービスの向上に取り組む。これで同社のグループはエム・アイ・ティ システム開発やスマートコムシティひろしま、田中農業研究所、平安堂梅坪を加え5社となった。

広島経済レポート 2022年22年6月3日号掲載記事