日本製鉄（東京）は１１月１９日、連結子会社の太陽シャーリング（中区江波南）とサカコー（香川県坂出市）を合併する基本合意を行ったと発表した。

日本製鉄を含む３社で合併検討チームをつくり、２０２２年４月１日の新会社設立に向けて資本構成や社名などの検討を進める。太陽シャーリングは中国地区の造船・建築向けの切断・開先・曲げ加工などを手掛け、売上高は２５億７０００万円（２１年３月期）、社員数７６人。サカコーは西日本での中継物流と、条切り・造船ロンジ加工などの鉄構加工を手掛け、売上高９０億３０００万円（同）、社員数１３５人。それぞれの異なる強みを組み合わせることで、需要変動に備えたグループ経営基盤の強化をはじめ、西日本地区でのサプライチェーン、顧客・市場対応力の充実を図る。