過去最高の売上133億円
魚市場や道の駅など施設運営積極化

公開:2021年10月20日

広島のM&A

ビルメンテナンスの第一ビルサービスなど16社で構成する、みどりグループ(中区大手町5―3―12、杉川聡社長)は、2021年6月期連結売上高が前年比9%増で過去最高の133億円となった。今期は、20年に運営を引き継いだビジネスホテル事業や、観光施設「はまだお魚市場」(島根県)が年間通じて寄与する見込みで同160億円を計画する。

前期は20年12月に配管工事業の(有)横田工業所(府中町)がグループに加入。21年3月に徳山駅前のオフィスビル、7月に鹿児島の大型ビジネスホテルを取得した。中核のビルメンテナンスは管理戸数を順調に伸ばし、前年比10%増の売上高61億251万円を計上。今期は、はまだお魚市場を7月に全面オープンして物販コーナーやイベントスペースを設け、集客を促す。次年度に向けては22年7月に開業予定の道の駅「西条 のん太の酒蔵」(東広島市西条町寺家)の指定管理者に選定予定。21年9月に観光事業部を本社内に設けており、物販部門を強化する。20年7月に設立した第一ホテルマネジメントでは高知、山口、兵庫県の三つのビジネスホテルを運営。今期は4棟目となる山口県の施設を11月に取得予定。70部屋規模。工場地帯で出張利用を見込む。

現在、熊本県の建設関連企業のM&A交渉を進めており、不動産関連事業の九州進出への足掛かりとしたい考え。山口県の機械工具系企業も検討する。このほか、フランチャイズ加盟の整体「カラダファクトリー」を山口県で現状の2店から5店舗まで増やす。福社みどり会では10月に小規模多機能ホームを開設予定。

広島経済レポート 2021年9月23日号掲載記事