銀の汐、資本業務提携で三州製菓(埼玉)を子会社化
公開:2021年9月28日
焼き菓子・珍味類製造販売の銀の汐(呉市広末広1―3―3、大塩義晴社長)は5月17日、米菓など製造販売の三州製菓(埼玉県春日部市、斉之平一隆社長)と資本業務提携し、三州製菓を100%子会社化。大塩社長は7月6日付で三州製菓と関連会社2社の代表取締役会長、斉之平社長は取締役社長になる。
三州製菓は米菓を中心とした商品群や主力商品「パスタスナック」などで知られ、関東地方を中心に直営、FC含めて14店舗を展開するほか、テーマパークなどに商品を販売。銀の汐は遊技場やアミューズメント施設に特化した販売ルートを持つことから、商品のラインナップと販路を相互補完して拡大する効果を狙う。三州製菓の店舗や工場は当面、運営委託の形で継続する。
同社は呉市内に2カ所、西区に1カ所の自社工場でクッキーなどの焼き菓子やチョコレート、珍味類約200アイテムを製造。飲食事業部ではFCで「かつや」4店舗を運営。FCでタリーズコーヒーを県内10、山口県内2、大阪2店舗とエニタイムフィットネスを西区と大阪で運営する子会社キュール(西区)がある。
広島経済レポート掲載記事