合人社グループ 愛媛のクラウド企業を子会社化 

公開:2022年4月21日

広島のM&A

合人社グループ(中区袋町)は3月24日、クラウドサービのえむぼま(愛媛県松山市)の株式を80%取得して子会社化した。

えむぼまはクラウドとIoT(モノのインターネット)技術を利用したシステム構築・運用を手掛ける。2021年1月期売上高は4億240万円で、従業員21人。業績を年々伸ばしており、合人社のネットワーク、信用力を生かして成長を加速させる。先進的なIoT技術をマンション管理システムの開発に生かす。子会社でシステム開発のノイアンドコンピューティング(同所)と、それぞれの強みを生かしてサービス品質や収益力の向上につなげる。

また同月、奈良県に奈良営業所を開いた。全国57拠点目。同県で21棟約2000戸のマンションを管理しており、新たな物件の確保、PPP・PFIの新規受託を目指す。

広島経済レポート 2022年4月21日号掲載記事