サンシャイングループ 受託製造強化へ持ち株会社化
公開:2026年5月29日
岡山の弁当工場を継承、M&Aで拡大へ
給食弁当を製造販売するサンシャイングループ(安佐北区深川、田川祐起大社長)は食材や人件費の高騰で事業環境が厳しさを増す中、同業向け受託製造を成長の柱に据える。倒産した岡山県井原市の同業者の工場を昨年9月に継承し、生産体制を強化。他にも将来的な同業のグループ化を見据え、5月18日に「アパブロホールディングス」(住所、代表同)を設立し、持ち株会社制に移行した。
約5年前に受託製造を始め、現在は6社に卸す。引き合いが増えていることから、同業の子会社化などを通じて、供給力向上や製造・配送の効率化を目指す。農業法人、米店、食品機械メーカーなど異業種の買収も検討する。
井原市の工場ではサンシャイングループのアナナス紀元が個人宅と企業向けに1日5000食を作っており、年商6~7億円を見込む。本社、口田(安佐北区)、井原の3工場体制となり、生産能力は1日2万食になった。来年にグループ売上高30 億円突破を見込む。
持ち株会社の資本金は1000万円。アナナス紀元をはじめ、弁当販売のブロコロ紀元、店舗運営のパレイヤ紀元、福山地域を担当する三福林を傘下に置く。併せてグループ会社の一部の代表に息子を据え、経営層の若返りを図る。
このほか、冷凍弁当の製販に注力。化学調味料や防腐剤不使用を訴求し、卸先の拡大を図る。将来の店舗展開を見据え、冷凍お好み焼きの開発にも挑戦する。
広島経済レポート2026年5月28日号掲載記事




