テイケイ西日本 福山の太陽警備と資本提携
中国5県網羅しグループ50億円規模へ
警備業のテイケイ西日本(中区東白島町、海田英昭社長)は中国地方で地場業界トップに躍進する増収ペースに乗せており、49期の2026年5月期決算で売上高40億円を達成する見通しだ。上期(6〜11月)で前期比2・2%増の21億円超を売り上げ、増収を維持。昨年8月には県東部と岡山西部を中心に営業展開する(有)太陽警備(福山市、資本金1000万円)と資本提携。厳しさを増す採用難を見据え、人材確保・育成体制を一段と強化していく構えだ。
グループ入りした太陽警備は福山のほか三原、東広島、岡山、江田島、津山市に営業所を構える。テイケイ西日本の海田社長が同社の社長を兼務。33期目の今7月期は売上高7億8700万円を掲げ、黒字基調で推移している。従業員240人。今後は増員を図り、提携のシナジーを高めながら拡大路線を目指す。
中国5県に25拠点を展開するテイケイ西日本は警備員数900人を突破し、大台の1000人体制が見えてきた。高速道路や夜間交通規制、鉄道などの高収益警備事業が奏功。増収増益基調に乗せており、25年5月期売上高は前期比13・7%増の39億7200万円、経常利益は同2・6倍の3億2270万円を計上。10期連続増収・4期連続増益を達成した。難易度の高い高収益警備が全体の50%以上を占める。交通誘導はJR広島駅南口再整備や広電路面電車の駅ビル乗り入れ、西広島バイパス延伸工事など大型案件が貢献した。
50期目を迎える27年度でグループ売上高50億円を射程に捉える。既に新基幹システムを稼働し、DXやAIを導入する業務効率アップ、高度化を図り、警備の品質を高めるとともに受注機会を拡大する仕組みを軌道に乗せる計画だ。一方で「働きやすい職場環境整備」「正当な評価と処遇」「安心して長く働ける会社づくり」にまい進する。



