ティーエスアルフレッサ 福山の医療機器商社を買収

公開:2025年9月12日

広島のM&A

 アルフレッサHD傘下で医療総合商社のティーエスアルフレッサ(西区商工センター、高橋卓詩社長)は9月1日、医療機器専門商社ミヤノメディックス(福山市吉津町)の全株式を取得した。県東部での流通機能や営業力を強化する狙い。

 1947年創業のミヤノ社は高度管理医療器のほか、ティーエス社にはない動物用医療機器も取り扱っている。加えて保守、メンテナンスも請け負い、県東部で幅広い顧客を持つ。資本金1000万円、従業員数11人。2024年6月期の売上高は5年連続増収の13億8000万円だった。ティーエス社の営業統括本部長付部長だった桐山和雄氏が新たに代表取締役に就任し、他の役員は置かない。

広島経済レポート2025年9月11日号掲載記事